概要

心臓は身体の中で最もよく働く筋肉です。人の心拍の平均は1分間で72回です。つまり、毎日10万回以上も拍動していることになります。

明けても暮れても心臓は休むことなく身体のすみずみに血液を送り続け、生きるために必要な酸素と栄養を各種器官や組織に届けています。

心臓に血液を供給する血管である冠動脈が1本以上つまると、心臓疾患の治療として冠動脈バイパス(CABG)術を勧められる場合があります。

この手術は、医師の間ではCABG(発音は野菜に似た「キャベッジ」)と呼ばれていますが、一般的には「バイパス術」と呼ばれています。

この方法では、新しい経路を作成して心臓の動脈に生じた閉塞部分をバイパス、つまり迂回し、血流を回復して心臓が鼓動を続けられるようにするため、バイパス術と呼ばれます。3枝バイパスを受けたという場合、1回の手術中にこのようなバイパスを3か所作成したことを意味します。